以下でご紹介するムービー・画像は、全て「モーフ・ラッシュ」にて出力したものです。
他のツールは一切使用しておりません。
作品番号001 「カエル」 チュートリアル
1枚の静止画像の一部分を指定してアニメーションを行ってます。
同一画像を2枚(2回)読み込んで、動かしたい部分をパス指定してから、ターゲット画像のパスを動かしたい方向に移動させます。
全く動かない部分は、固定マスクに指定します。
固定マスク指定により、画像の歪みを完全に抑制できます。また、固定マスク部分はレンダリングの計算を行わない為、レンダリング時間の短縮になります。
これは、大きな画像を扱う場合に威力を発揮します。
作品番号002 「ウインク」 チュートリアル
1枚の静止画像の一部分を指定してアニメーションを行ってます。
マブタの動きに影響されて目玉の部分が動かないように、同じ画像を背景画像に指定して目玉の見えている部分を輪郭マスクに設定します。
目の部分以外は全く動かないので、固定マスクに指定します。
このように、目玉を固定にしてマブタだけを動かすようなことも1回のレンダリングで可能となります。
これは、「モーフ・ラッシュ」の最大の特徴であり、リアルなムービーが簡単に作成できる理由です。
作品番号003 「ライオンナ」
2枚の顔写真をモーフィングさせています。
従来のモーフィングソフトは、背景も一緒に動いてしまい、無地の背景以外だととても違和感のあるムービーになってしまいます。
モーフ ラッシュの場合、背景画像を別途用意し、抽出したい部分以外を輪郭マスクに指定することにより、このような自然のムービーが実現できます。
これも、「モーフ・ラッシュ」の特徴の1つです。
作品番号004 「アリバイ」
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右の2枚の写真を合成して、女性が別の場所に居るようなアリバイ写真を作成しました。
一般的なペイントツールでも可能な加工ですが、「モーフ・ラッシュ」の方が、より早く簡単に作成できます。
作品番号005 「ゴーストペンギン」
ペンギンの写真と風景写真を合成して、何も無い空間にペンギンが出現するムービーを作成しました。
ペンギンの輪郭に沿ってパス指定します。
風景写真のパスはペンギンのパスと全く同じに設定します。
更に、同じ風景写真を背景画像に設定して、ペンギンと風景写真に対してペンギンの輪郭部分以外を輪郭マスクに設定します。
どちらか一方の画像にペンギンの輪郭部分以外を固定マスクに設定します。
固定マスク指定を行う理由は、レンダリング速度をアップさせる為です。
作品番号006 「CAT EYE」
使用する素材画像は、人の顔とネコの顔(目だけ使用)の2枚の画像です。
最初にターゲットとなるネコ目の人を作成します。
ネコの目と人の目の部分をパス指定して、ネコ画像から人画像に移動モードでレンダリングします。
この際、人の目以外の部分は固定マスクに指定します。
以上で、ターゲット画像が完成します。
次に、人の画像とターゲット画像のパスを同じにして、目の部分を変形モードでレンダリングすると、CAT EYE が完成します
作品番号007 「CAT EYE Ⅱ」
CAT EYE で作成したターゲット画像を使って、マバタキの度に目が切り替わるムービーを作成しました。
このムービーは一度のレンダリングでは完成しません。
作品番号003「ウインク」と同じようなムービーを、人目画像とネコ目画像それぞれに作成します。
人目画像を使用して、目の部分を輪郭マスクに指定した上で、背景画像に人目画像を指定して移動モードでレンダリングすることにより、人目の瞬きムービーが完成します。
次に、上記の状態から背景画像を猫目画像に変更して再び移動モードでレンダリングすると、猫目の瞬きムービーが完成します。
上で作成したそれぞれのムービーから必要なフレームを静止画像で出力します。
その後、「ムービージェネレータ」を使用して、各フレームを再構成することにより、目的のムービーが完成します。